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小林よしのり
2021.5.27 13:22日々の出来事

子供にオリンピックの質問をしても無意味だ

子供に「オリンピックは楽しみかい?」なんて聞いても
意味はない。
子供が「私たちが我慢してるのに、なぜ大人はオリン
ピックするの?」と答えるのは当たり前だ。

そもそも子供にマスクさせて、自粛させて、あらゆる
楽しみを奪っているのだから、子供は社会に恨み
しかない。

わしが子供の頃は、大人が東京五輪を楽しみにして
いて、オリンピック音頭などがヒットしていて、盛り上が
っていた。
わしが子供心にオリンピックが凄いと思ったのは、
実際に開催してからだ。

今はコロナ禍で、大人がオリンピックを潰そうと必死だし、
大人が子供を虐待していることに気付いてもいないし、
子供に何の夢も与えまいと必死である。

この上、オリンピックが潰れたら、「オリンピックも潰れる
くらいコロナは怖い」というイメージ強化になって、
さらに自粛が続き、さらに子供の虐待が続く。

だが、実際にオリンピックが始まれば、超人たちの活躍
がガンガン報じられて、子供たちが興奮する、感動する、
勇気を与えられて、活力を取り戻す。
だから子供たちのために東京オリンピックを開催しろと
言っているのだ!

左翼コロナ脳は「栄誉なき蕩尽」の祝祭に酔っていて、
年内も、来年も、この自粛祭りを続けたがっている。
それを防げと言っているのだ。
わしは良心ある大人に訴えかけているのであり、子供に
訴えているのではない。

「子供に夢を見せよう」というのは、大人へのメッセージで
あって、子供に意見を求めても仕方がない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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